2021/12/13

後輩よ、大志を抱け!

この記事は、『北海道コンサドーレ札幌 Advent Calendar 2021』に向けた記事となります。

アヤさん、今年も企画・運営ありがとうございます。


今年のコンサドーレ。

シーズン途中に、2種登録されていたU-18の西野奨太選手が、クラブ史上初の高校2年生での飛び級プロ契約締結となりました。

私は彼(というか彼の代のアカデミー)の試合を見たのはU-15の3年の時の高円宮杯が最後でしたが、その後U-18に上がって1年の時からレギュラーとして試合に出ているのは知っていても、2年の途中でプロ契約になるほどとは想像していませんでした。

U-15ではキャプテンでしたね

それよりも一番驚いたのは、学校のことでした。

報道によると、プロ契約に伴い通信制の高校に転校とのことでしたが、それまで通っていた高校が私の母校!

西野選手のお兄さん(元・ザスパ草津チャレンジャーズの西野虎太郎さん)と話したことがあるので同じ区の出身ということは認識していたのですが、学校も同じだということをここで初めて知り、これはより応援するしかない、となる単純さ(笑)。


※なお、西野選手のお兄さんは、ザスパ草津チャレンジャーズを退団後、札幌に戻り、現在はサッカー指導者をされている、っぽい?


プロ契約になった、とはいえ簡単にはベンチ入りできるわけではなく。

カップ戦でのメンバー入りと出場はあったものの、リーグ戦では10/24の第33節・福岡戦が初のベンチ入りとなりました。

しかしチームはその頃、なかなか勝てなかった時期、経験の足りない若いDFが交代でも出場できるような状況が訪れることはなく。

11/7の清水戦より。
ピッチアップ中の姿。

そして11/27、ホーム最終の柏戦

この試合もベンチ入りし、久々のホームゲーム参戦となった私はこの日のアップでやっと、札幌ドームのピッチに立つ後輩の姿を目の当たりにすることができました。

試合が始まり、時間は進み、3-1で迎えた試合終了間際。

ベンチに動きがありそうだなとチラッと見たところ、ユニフォーム姿になった西野選手の姿が。

「奨太が出そうだ!うわーミシャに肩組まれて声かけられてるよ!!」

もう、試合内容関係なくひとり興奮状態です。ピッチに入ったら尚更。

出場時間はとても短いもの(公式記録上は1分)となりましたが、プロ1年目でのその1分の経験が、来年以降の自信に、そして成長に生かされることを心から願って、これからも応援していきたいと思います。


来年のユニフォーム・・・西野選手にすると何人かから思われているようですが、さてどうしましょうかね?


ところで、Jリーグで私の後輩くん、といえば、過去にも何度か取り上げている、札幌ユース出身でザスパクサツ群馬のGK・松原修平選手。

今年も、コンサドーレを応援する傍ら、多くのザスパの試合に松原選手の応援に行かせていただきました。

リーグ戦(J2)の試合出場は17試合と今年も多くは伸ばせませんでしたが、チームとして新型コロナウイルスの影響もあった中、GK4人中、カップ戦も含めて全試合登録されたのは松原選手ただ1人。

プロ生活11年目、コツコツやってきた結果、ようやく今年、Jリーグ通算50試合出場という一つの節目を達成。

シーズン終盤は特に、なかなかスタメンで出られない中でも、J2残留争いを戦うチームをベンチから支えていくその気持ちがとても伝わる行動がいくつも見えていたように思います。

シーズン終盤は
特にベンチから声出す回数が増えたり
ピッチの外に出たボールをボールパーソンより
早く取りに動いたりする姿が多く見られた気が

しかし、ご存じの方も多いと思いますが、今季限りで契約満了によりザスパクサツ群馬から退団することとなりました。

先日のJPFAトライアウトの参加が報じられていましたが、この記事を書いている時点では次のチームは発表されていません。

厳しいプロの世界ではありますが、来年からもまた、サッカーをやっている姿が見られること、そしてその姿を応援していけることを、心から願っています。


願わくばいつか、松原選手と西野選手が一緒のピッチに立った姿が見られたらいいなあ。

(もちろん、今後ほかに後輩にあたる選手が出てきたらその選手でも!!)