2016/12/05

2016・仁義なきJ2夫婦喧嘩の記録。

毎年参加させていただいている『北海道コンサドーレ札幌 Advent Calendar 2016』向けのエントリとなります。

例年ですとちょうどこの時期に開催されるインカレに参加する大学を中心とした、コンサドーレのアカデミー出身選手の紹介をさせていただいておりますが、それについては(多分)別エントリで上げるとして、今年はこれでしょう!というネタが他にできてしまいましたので・・・。
(ちなみにインカレは明日12/7より開催です。今年も各大学でアカデミー出身者が登録されているはずです。日程等詳細は公式サイトへ)

ご存知の方も少なくないとは思いますが、私の旦那は清水エスパルスのサポーターでして。
これまでに何度か、J1で直接対決はありましたが、J2でとなると今年が初。
そんな、我々夫婦史上初“仁義なきJ2夫婦喧嘩”の記録を振り返ってみたいと思います。


【2月】
札幌、アウェイで東京V相手に黒星スタート(多くは語らない)。
清水はホームでの開幕ながら愛媛相手にスコアレスドロー。

試合後に連絡してきた旦那「愛媛がガチガチに固めてきた」
嫁「J2ってそんなもんだぜ」
旦那「J2よく知ってるつもりだったけど札幌戦で相手があんなに固めてくることないもん」
嫁「お、おぅ…」

開幕からいきなりdisられた気がします・・・。
しかしそんなこと言ってられるのも今のうちだぜ!


【3月】
早くも夫婦喧嘩直接対決があった第4節。
この前の節の時点では清水の方が順位は上。
しかし札幌が勝てば逆転という状況。

この時点で清水はホームでの勝ちどころか得点すらなかったので、正直、その“初”を与えてしまうのでは・・・という不安はありました。
ところが終わってみれば、楽な試合ではなかったとはいえ勝ったのは札幌、しかも完封!
日本平での初勝利!
旦那相手にドヤ顔するのがこんなに楽しいとは!

なお試合後の旦那の負け惜しみ「俺は今年見た札幌戦2勝してるんだ」
※この時点で直接対決以外の札幌戦はアウェイの岐阜戦に来ておりました


【4月】
直接対決で札幌が上になっていた順位は、4月最初のゲームでひっくり返り。
しかしまたすぐに札幌が上になり。
結果的にそのまま順位が入れ替わることはありませんでした・・・フフッ。

チームの順位は札幌が上でも、この時期は他にも得点王争いも札幌のとっくんと清水の元紀との間でありましたねえ・・・。


【5月】
5月最初の試合で遂に首位に立った札幌。
一方清水はまだまだ苦戦といったところでしょうか・・・。

この頃の旦那の発言「来年は札幌がJ1で清水がJ2ではしごできる・・・」
あとプレーオフ圏への勝ち点計算をしだすようになったのもこの頃だったろうか?
それを聞いて嫁は高笑いする、そんな時期でした。


【6月】【7月】
同じディビジョンって開催日被りが多いから、なかなかハシゴ遠征できなくなっちゃった今年。
7月に、土曜に札幌のアウェイC大阪戦、日曜に清水のホームゲームという週があったので、ここで今年初の泊りがけハシゴ。
その節は札幌引き分け、清水が勝ちで勝ち点差は2減ったかもしれませんが、この頃の札幌は清水よりももっと上のチームとの上位対決が続いていたのですよね。

あっ、そういえば!
7月に清水のアウェイ千葉戦がありまして。
敗色濃厚のところを終了間際に同点そして逆転ゴールでの劇的勝利だった清水。
この試合を目の当たりにしていたことで、11月の札幌のアウェイ千葉戦、フクアリなら絶対に何かが起きると確信し、ビハインドの中でも負ける気はしなかったのです!


【8月】
やってきました2度目の夫婦喧嘩対決。
3月の対戦以上に厳しい試合になるだろうと思った試合は、2点先行も追いつかれ・・・という、予想通りの。
最後、アディショナルタイムの決勝ゴール・・・先述の千葉×清水の劇的試合から半月ほどで、今度は札幌の試合でそんな試合を見られるなんて痺れたなあ!
全体の試合内容とかそういうのは置いといて、夫婦喧嘩対決については嫁が2勝!
こんなシーズン初めてだ・・・(・∀・)


【9月】【10月】
8月最終~9月初めの、天皇杯によるリーグ戦の中断。
札幌は同じく上位を争う岡山相手に敗退も、清水は勝ち抜き。
この頃の旦那「昇格も天皇杯も狙う!」
・・・しかし10月に天皇杯も敗退。

そしてリーグ戦。
この時点で札幌は対上位は終了。
清水はまだまだ残っている相手の中に上位チームが多くありました。
ただ、対松本戦(アウェイ)には敗戦したものの、6月に負傷した大前元紀も復帰早々にゴールを重ね、ガンガン追い上げてきます。
札幌は、天皇杯敗戦も9月のリーグ戦は負けなし、しかし10月に失速・・・首位は守り続けるものの、下との差が迫る状態。
10月末には旦那も、数か月前には「プレーオフが・・・」と言っていたのに、おだつ(※敢えての北海道弁)ような発言が増えてきて。


【11月】
ラスト3試合。
札幌は徳島、清水は讃岐とのアウェイ戦が同日開催で、我々はそれぞれの地に向かいました。
私は去年も徳島に行っていて、快勝という良いイメージを持っていただけに、本当に悔しい結果だった敗戦。
一方清水は勝利で、ついに勝ち点が3点差に縮まってしまいました・・・。

ラスト2試合。
本当は旦那もフクアリに来る予定でしたが、「状況が状況だから!」と旦那は清水の応援にアイスタへ向かいました。
試合時間が被っていた前節と異なり、札幌の試合が終わってから清水の試合が始まる、しかも松本の試合も札幌戦の1時間後に始まるので、他会場の途中経過というプレッシャーを気にすることなく試合できるという日程になっていたこの節。
7月のところにも書いた通り、1点ビハインドでも絶対にフクアリは何かが起きると思って、終盤まで引き分けていても妙に自信がありました、私。
それにしても素晴らしいゴールだったと思うのです、竜二さんロングフィードからのウッチーダイレクト。
で、清水も勝ったわけで、勝ち点差は縮まらなかったけど・・・清水さん、残り1試合でようやくの自動昇格圏とか遅くないですか!
しかも松本が負けたからという棚ボタでじゃないですか!

そして、札幌首位、勝ち点3差・得失点差では圧倒的有利の2位清水で迎えたラスト1試合。
札幌の戦い方に色々言ってくる人もたくさんいたと思うけど、追い上げたけど、自動昇格だけでなく優勝するには勝つことが前提だった清水に対して、終盤失速したとはいえ積み上げていった結果、最後にああいう戦いができる余裕が残っていたのは大きかったと思っています。


・・・というわけで!
札幌が優勝、清水が2位と、夫婦揃って自動昇格を果たしました。
そしてJリーグでの夫婦喧嘩も史上初、嫁の大勝利!
来年も同じディビジョンでの対戦、来年は今年のようにはいかないかもしれないけど、少なくとも来年開幕まではドヤ顔させてもらってもいいよね?

そんなわけで、長くなりましたが最後までお読みいただきありがとうございました!

0 件のコメント:

コメントを投稿