2023/12/21

小野伸二と沼津と旦那と。

※こちらは、毎年参加させていただいている『北海道コンサドーレ札幌 Advent Calendar 2023』向けの記事となります。


まず初めにおことわりしておきますが、旦那は別に伸二さんとはつながりどころか面識があるわけでもありません。

ただ、二人ともルーツが静岡県沼津市の西の方にあるということ、そこで幼少のころにサッカーを始めたということ、その程度の共通点があるだけで、学校も違うし(学区は小中とも隣)、学年も3つ違いなこともあって、サッカーでの対戦経験もないようです。


旦那の実家。

サッカー少年だった旦那、しかしご両親は特にサッカーに興味があるというわけではないようで、ただそれでも、息子(旦那)が応援しているエスパルスに加え、そんな息子の嫁(私)が応援しているコンサドーレと、それくらいは気にかけているという程度です(沼津なので最近はアスルクラロのことも多少は気にかけてくれているだろうか)。

そんな義両親から、回数は多くないものの、伸二さんの話題がナチュラルに出てきたときは、やはり地元の有名人なのだなあ、と感心した記憶があります。

なお、義妹は兄(旦那)のせいで大のサッカー嫌いなのだそうですが、そんな彼女からも一度だけ伸二さんの話題が出てきたこともあるので(サッカー関係ない話題で)、サッカーが嫌いでも知ってる同年代の同地域の有名人なのだなあ、と。


先述の通り、旦那と伸二さんは学校が隣、つまり近所と言えるので、旦那の実家に車で行ったときにいつも、伸二さんが小学中学と通った通学路を横切ります。

先日発売された伸二さんの自伝本で、育った土地に触れた部分を読んだときは、私もほんの少し土地勘があるだけに「わかる!」となったりしましたし、おそらく旦那もそう思ったのではないかなと。

また、旦那が伸二さんを認識したのは、伸二さんが中3だったくらいの時に「今沢にすごい奴がいるらしい」と報道で知ったことがきっかけだそうですが、もし旦那が伸二さんと学年が被っててあの頃の伸二さんと対戦していたら、という世界線を考えたりもしました(なお旦那曰く、旦那の代では伸二さんの中学より旦那の中学の方が強かったらしいです。学年被ってないですが)。


旦那にとっては地元のヒーロー、かつ、応援しているエスパルスでも愛された選手。

私にとっては、同い年のヒーロー、かつ、応援しているコンサドーレでも愛された選手。

面識も何もあるわけではないけれど、数多いるプロサッカー選手、いや、プロスポーツ選手全体を見渡しても、ここまで我々夫婦が揃って応援しがいのあった選手はなかなか出てこないのではないかと思います。

なので、これからもお互い、新たな人生を歩む小野伸二さんを、揃って応援していくのだろうと思います。


改めて、小野伸二さん、プロサッカー選手生活、お疲れさまでした!


2023.12.3.
最後の試合、交代する瞬間。